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◆すべてはその朝始まった(108分) おススメ度 「以外に、面白!」 男性陣は身につまされるかも…不運な男の物語。 サスペンスの王道。主演はクライヴ・オーウェン&ジェニファー・アニストン、そして悪玉のヴァンサン・カッセル。主人公である広告会社の社員チャーリーは、申し分のない妻と、糖尿病というハンディを背負ってはいるが気立ての良い可愛い娘と、忙しいながらも何不自由ない暮らしを送っている。そんなある日、1本乗り過ごした朝の電車で1人の美しい(?ジェニファー・アニストンの容貌はどうも物足りないが)女性ルシンダと出逢い、次第に心引かれてゆくうちに、英語版のタイトル通り日常からderail(脱線)してゆく…。
B級の映画に終わりそうな雰囲気を満点に漂わせながら、意外にも目の離せない展開になってゆきます。クレイジーな犯罪者になりきったヴァンサン・カッセルの名演のお陰で作品に良い緊張感が生まれています。自宅の別室に妻や子がいるという状況で、恐ろしい犯罪者に“タマ”をつまみ上げられて(!)脅されるシーンなんかは、男性にとっては背筋の凍るシーンかもしれませんね(私は爆笑でしたが)。
後半からのオチは割と予想できるのですが、追い詰められたチャーリーが元教師のサラリーマンとは思えないほど突飛で無茶な行動を取りつづけるため、ハラハラと心配させられます。「普通、わざわざそんな苦労を買って出るか?」と何度も茶々を入れたくなりますが、そうしないと面白!な展開にならないので仕方ないのでしょう。パグ夫は隣で、「もう、いいやん…、さっさと打ち明けて楽になろうよ…」と辛そうにつぶやいていました。いやはや、男性目線で観ると本当に身につまされるというか、せめてもうちっといい想いさせてくれというか。一方で女の私は「結局合計○万ドルの損か〜」と電卓を叩いていました(笑)