◆Gガール 破壊的な彼女 (93分)
おススメ度
「もうちょっと笑いたかったの」
惜しい!
 予告で期待しすぎました!当節、ネタギレの映画業界で引っ張りだこのスーパーヒーローを、正義感には疑問符がつきまくりのクレイジーで嫉妬深い彼女に演じさせてしまうという、いかにも面白いことになりそうな設定に、見る気マンマンだったのですが…。
 1つ1つの要素は面白いんです。ブチギレヒロイン役のユマ・サーマンは、素晴らしいスタイルにGガールのコスプレがよく似合い、CGを惜しみなく使って非常にアホらしい人命救出シーンを見せてくれます。また、破壊的なパワーをフル活用した破天荒なセックスシーンや、恋人の変心に対してハチャメチャな復讐をするシーンなど、
スーパーヒーローならではの見せ場は沢山あります。その、どこまでもやりたい放題のドタバタ喜劇の模様には、何も考えずスカッとできること間違いなしです。
 しかしなんでしょうねえ…相手役のルーク・ウィルソンがあまり生きていませんでしたね。第一、やきもちを焼くほどの魅力がないですし。この人にもうちょっと暖かい心があった方が面白くなったような気がします。それに対してユマ・サーマンは、顔はコワモテであまり好きではないのですが、滅茶苦茶をやりながらも自分をとても可愛らしい女性に見せることに成功していました。
 せっかく、
これだけユニークな着想ができたのだから、もっとうまくできたはずなのになあ、とちょっと残念です。くだらないだけでは、コメディの中でもB級になってしまうと思うのです。面白い中にも、どこか感動や深みがあるストーリーを期待していました。(でも、シュレックよりは面白いと思いまーす。)
 なお、エンディングのアニメーションは可愛いストーリーになっていて良かったです。