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◆ジャン・クリストフ/ロマン・ロラン おススメ度 「若さにまかせて読んでみるのもいいかも、なの〜」 ベートーヴェンへのオマージュを超え、人生を語りつくした1冊。 記念すべき評価第1冊目は、同じお誕生日らしいロマン・ロラン先生から。彼は生涯を通じて人類の平和のために様々な活動を行ったヒューマニストとしても有名です。
ジャン・クリストフは1904年から12年にかけて書かれた大長編。ベートーヴェンの伝記のような内容ですが…。私が読んだのは少々、勘違い気味な中坊の頃。当然、時代背景も、ベートーヴェンの生涯も(耳が聴こえな〜いってくらいしか)知るよしがなく、まあ、正直、何が何だか分かりませんでしたわな。
しかし、正義とか、愛とか、人間性の根幹を成す大問題に真正面からとりくみ、劇的な口調で読者に向かって語りかけてくる、その凄みというのは十分に伝わってきました。また、ジャン・クリストフというのが、恋多く、激情型で、孤独や貧困に懊悩し、大河ドラマにはなくてはならないあらゆる要素を盛り込みまくった波乱万丈の人生を送りますので、読破すれば別の一生を経験したような気持ちになれます。
ベートーヴェンに詳しい方、政治や歴史に強い方なら、もっとよくお分かりになるのだろうて。。