基本的に、おススメのコミックを雑感と共に掲載していきます♪

(タイトル順)

◆輝夜姫(かぐやひめ)
清水玲子


少女マンガ
(SF・ファンタジー・恋愛)
・繊細な絵が美しい。が、過去の作品に比べてやや、目が巨大化して子どもっぽいイラストに…。
・クールに見えて情熱的な女性、晶(アキラ)が主人公。物語が進むにつれ、まさに“かぐや姫”のような存在になってゆく。
・月の住人、クローン、米軍、主要国の要人など、想像力をかきたてる舞台設定が楽しめる。
・愛憎表裏一体の友情、恋、家族などの凄まじい関係が描かれている。
◆風と木の詩(うた)
竹宮恵子


少女マンガ
(恋愛・同性愛・学園)
・独特の世界に引きずり込む力がある大作。様々な感情を刺激されてやまない、天才の作品!
・が、人によってはショッキングな描写もあると思うので★4つ…。
・この作者がしっかりした線で描く人物の表情は非常に豊かで魅力的。それだけに感情移入がしやすい。
・登場人物は思春期の少年達だが、この少年達は少女にも通じている。
・ひとたび、この作品の魅力にとりつかれれば、セルジュとジルベールの幸せを心から願うことだろう。最後には美しい外国文学を読んだ後のような感動の涙が流れて止まらない。
◆風の谷のナウシカ特にオススメ
宮崎駿


青年マンガ
(ヒューマン・環境)

・アニメ映画で描かれたのは物語のほんの一部。人の魂だけでなく自然の魂まで追究した渾身の力作。
・作者はまるで冷徹な自然の理そのものであるかのような立場で、小さな存在=人間を描いているように感じる。
・ナウシカという真実の「勇気」「知性」「心」を持った女性と共に旅をすることができるのは、厳しくも素晴らしい体験となるだろう。
・難解な部分があり、イラストもフォントも慣れるまで読みづらいのだが、大変読みごたえがある。
・一人でも多くの人に読んでもらいたい作品だ。
◆ガラスの仮面(続)
美内すずえ


少女マンガ
(スポ根・恋愛)
・とても面白い(時に笑える)作品なのだが、何しろ続きを描いていただけない。
・演劇以外にとりえのない“みそっかす”マヤの天才っぷりが楽しめる。全てに恵まれたお金持ちの亜弓さんは実は誰よりも努力家であるという、典型的なライバル関係が読んでいて落ち着く。
・大長編だが、次々と新しい役づくりの難題に取り組むマヤの姿は見ていて飽きない。
・クライマックスの「紅天女」の舞台も、紫のバラの人との関係も“さあ盛り上がって参りました”というところで中断中。続きが読めるのかどうかさえも、誰にも分からない…。
◆CAT'S EYE(キャッツアイ)
北条司


青年マンガ
(アクション・ラブコメ)
・怪盗という裏の顔を持つ美人3姉妹と、それとは知らずに付き合う刑事(デカ)の俊夫くん。なんとワクワクする設定だことか。
・少年ジャンプ掲載とは思えない大人の画風とストーリー。
・俊夫をはじめ男性陣のドジっぷりが楽しい。
・誰も優秀な3姉妹には叶わないのだが、実は悩みもすれば焼きもちも焼くとても可愛らしい女性として描いているのが良い。
・最終ストーリーはやや唐突だが、なかなか感動的だ。
・アニメの最後は消化不良で終わるので、ぜひコミックでエンディングを確かめるべき。
◆寄生獣
岩明均


青年マンガ
(SFホラー)

・パックリ食べられるシーンは怖がりには本当に辛いが、それでも読んでおくべき傑作。
・不器用な感じの硬いイラストは最初とっつきにくいが、一級のストーリー展開にそんなことはどうでもよくなる。
・ただのエイリアンとの戦いではない。人間とは何か?という命題をはじめ、いろんなテーマを深く考えさせられる。
・新一少年の心の成長に感情移入するのも楽しいし、作者の張り巡らした伏線を追うもよし、人という存在の本質について熟考するもよし。
・同じ地球に生まれた生命としての「ミギー」との奇妙な友情に涙する。
◆吉祥天女
吉田秋生


女性マンガ
(ファンタジー・ミステリー)
・妖しく美しい空気感に芸術性を感じる本作。
・思春期の少女の繊細で潔癖でアンビバレントな心がよく伝わってくる。
・薄汚れた男が始末される様子に爽快感を覚える。女性なら誰でも理解できる感覚じゃないだろうか。
・結末の妙も見事である。
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